体験を観察すると、右肩が下がり、腰も膝も曲がりO脚になっていた。
屈伸をしてもらうと、少し曲げただけで膝のお皿の下が痛み、支えがないとできない常態。
うつ伏せに寝た状態で膝を曲げてみると、前側の太ももが張って屈伸した時と同じようにお皿の下が痛む。
腰が曲がるとそのバランスをとるために膝が曲がり開いてきます。(O脚)
O脚になると、膝の内側の部分が圧迫された状態で歩いたりすると、だんだん軟骨が磨り減ってきますし、また外側の靭帯は常に伸ばされているためその靭帯に痛みが出る場合もあります。
確かに膝自体の問題もあると思いますが、この方は前側の太ももが張ってお皿の下が痛くなるため、腰から膝につながっている神経の緊張も関係しているのではないかと考え、膝を触らずに腰の調整をしたところ痛みが半分に減りました。
その後に体のバランスをとりながらO脚や膝の調整をしたら、先程よりも更に痛みが軽くなりました。
しかし、腰も曲がって硬くなっており、症状も古いので、しばらく週1回のペースで通って頂き、5回目くらいには、多少痛みがありますが支えなしに屈伸ができるようになりました。
まだ痛みが出たりすることもあるので、週1回のペースで継続的に受診され、最近では旅行にも行けるようになったと喜んでおられました。
数日前から右ひざが痛み来院。
当院に来る前に、病院でレントゲンを撮ったら「軟骨がすり減っているのが原因です」と診断されて注射を打ってもらいましたが、あまり改善しなかったそうです。
お話を聞いてみると、特に膝のひねったりぶつけたりしたわけではなく、朝起きたら膝が痛くて立ち上がるのも辛くて歩くのも左足でかばってなんとか歩ける程度だったそうです。
当院にいらしたときも両手で杖をついていらっしゃいました。
体全体のバランスや膝の状態などを診させていただいたところ、この痛みの原因は、膝自体の問題(軟骨がすり減っている)だけではなく、腰の歪みや内臓の疲労が原因ではないかと推測できました。
実際に話を聞いてみると、痛みが出る前は仕事が忙しかったり、食事も油物が多く、お酒を飲むと翌日の体調が悪かったりしていたそうです。
実際に調整したところ、あまり膝は触らずに、膝に関係のある腰と内臓の調整をしたところ、かなり痛みが軽減して支えなしでも立てるようになりました。
しかし、また同じような生活習慣をしていると再発する可能性が高いので、食生活の改善などをアドバイスさせていただきました。
夜にこの方から「すごく楽になった。ありがとう!」とお電話を頂きました。
施術者として、このようにとても喜んでいただけるとうれしいですね。
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